本ページはプロモーションが含まれています
PR
スポンサーリンク

髪の毛の形が変化するメカニズムとは?思い通りの髪型を手に入れよう

化学
化学美容と健康
この記事は約4分で読めます。
ふくちゃん
ふくちゃん

髪の毛をセットすることがある人を対象にしています。

この記事が読み終わったら、理想の髪型を手に入れることができます。

大学で化学を専攻していた私が、化学の観点から、髪の毛の形が変わるメカニズムを紹介します。これが理解できれば、美容師レベルのセットができるようになります。

髪の毛のセットは難しい?

髪の毛が思い通りにならなくて悩んでいる人がけっこういると思います。

美容師にやってもらうと上手くいくのに、自分でやると上手くいかない。。。いったい何が違うのでしょうか?

技術や経験が異なるからでしょうか。

実は、美容師は髪の毛の形を変えるメカニズムを理解しているので、その原理を元に行われています。

この原理がわかれば、経験がなくてもすぐに思い通りの髪型にセットできるようになります。

それでは、髪の毛の形が変化するメカニズムを紹介していきたいと思います。

美容師は髪の毛の形が変化するメカニズムを知っている

高分子って聞いたことありますか?

世の中にある形あるものは、ほとんど高分子です。

高分子とは、分子がたくさん存在する塊のようなものです。

髪の毛も高分子の1つなので、化学の観点から、髪の毛の形状をある程度自由に変化させることができます。

美容師は、美容師免許を取得する時に原理を学習しています。

そのため、自由自在にセットすることができます。

ちょっと難しく感じるかもしれませんが、難しい用語を使わないで、シンプルに説明していきますので、最後まで読んでみてください。

化学の観点からメカニズムを学ぼう

簡単に言うと、髪の毛などの高分子は液体と固体の集合体で構成されています。あまり想像つかないかもしれませんが、髪の毛などの高分子は液体部分がわずかに動いています。この液体部分を制御することで髪型が決まってきます。

高分子は個体は液体と固体が共存していますが、髪の毛は合計すると常温では固体の種類に該当します。

髪の毛の形状が変わる原理

ドライヤーを使って、髪の毛を加熱すると、液状成分が動きます。この時の温度が40℃~50℃になります。それ以上あげてしまうと、固体成分が溶けて、髪の毛が引きちぎれてしまいます。

固体成分は元に戻ることはありませんが、液体成分は何度でも元に戻ります。

正確に言うと、元には戻りませんが、髪の毛の性能としては、変わることがないと言う意味です。

元に戻らないので、寝癖がついたり髪の毛をたたせたりすることができます。

寝癖がつく理由

それではどのような時に寝癖がつくのでしょうか。

寝癖は寝ている時に枕に髪の毛が圧迫されて、寝癖がつくと思っている人が多いと思います。

これ、実はちょっと違います。

たしかに圧迫されてくせがつくように思いますが、実際にくせがつくのは寝返りをうつときです。

寝返りをうつと、髪の毛が冷やされます。髪の毛は冷やされた時に、液状成分が固体に変わるため、形状が保持されます。

圧迫されている時は、体温近くまで加熱され、寝返りの時に室温まで冷やされます。

この時に寝癖がつきます。

髪の毛をセットする方法

ドライヤーを当てている時は、液状成分を増やしているだけなので、まだ癖はつきません。

ドライヤーで加熱をやめた時に、髪の毛が冷やされるため、癖がつきます。

このことからも、ドライヤーに冷風機能がついている理由が分かると思います。

冷風機能は、暑い時に使うためもありますが、セットする時のためのものでもあります。

なので、トップを立たせたいときは、トップの根本部分を引っ張りながら熱風をあてて、引っ張った状態で冷風をあてます。そうすると、引っ張った方向に髪の毛の形状が変化します。

ワックスやスプレーの役割

セットした髪型が徐々に元通りになってくる理由も分かってきたのではないでしょうか。髪の毛は常時人間の体温で温められているので、少しずつ液体成分ができて、重力の方向に落ちていきます。

そのため、持続性を延ばすために、ワックスやスプレーが使われています。

髪の毛の形が変化するメカニズムとは?思い通りの髪型を手に入れようのまとめ

髪型をセットする原理が分かったら、今までよりも思い通りの髪型にセットすることができると思います。

ドライヤーでセットして髪型に、さらにワックスやスプレーを使って持続性を持たせることができます。

思い通りの髪型で過ごすことができれば、充実した1日になること間違いありません。

早速試してみてはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました