ダイソンモーターヘッドを使用している人を対象にしています。
この記事を読み終わると、すべてのタイヤをシャフトごと外して掃除ができるようになります。
ダイソンヘッドの汚れ
ダイソンの掃除機を使っていくと、ヘッドの裏に髪の毛などのごみがたまっていくことがあります。特にペットを飼っていると、ペットの毛がびっしり詰まってしまうことがあります。
部品を外して掃除しよう
簡単に部品が外れるところはすぐに掃除できると思います。
タイヤを外して掃除しよう
タイヤは下記写真の右下(右側後輪)以外の3つは簡単に外れるので、右下以外は簡単に掃除することができます。
右下以外のタイヤの外し方は下記の記事で詳しく紹介しています。
一か所だけ簡単に外れないタイヤがある
写真の右下のタイヤ(右側後輪)はそのままの状態では外すことができないので、どんどん汚れがたまっていきます。
汚れがたまった状態で放置していると、タイヤの回転が悪くなり、やがて回らなくなってしまいます。
タイヤが回らなくなってしまうと、掃除機をかけるときに動きが重くなってしまったり、最悪タイヤがすり減って床が傷つく原因になります。
遅くともタイヤがすり減る前に、右後輪のタイヤを掃除しなければいけません。
後輪の右側(裏から見て)のタイヤを外す方法
後輪の右側(裏から見て)のタイヤを外す方法を紹介します。
使用する工具
まずタイヤを外すために使用する工具を紹介します。
必要な工具は下記3点です。すべて百均で揃えることができます。
- ドリルドライバー (Φ 2 mm)
- ラジオペンチ
- 精密マイナスドライバー(1.2 ~ 1.4 mm)
タイヤの外し方
後輪の右側(裏から見て)は少し改造しないと外れない構造になっています。もともとダイソンで外すことを前提として作られていないようです。(毛が詰まったら新しいのを購入してくださいってことです…!!)
もちろん毛が詰まったからといって新しいのを購入する必要はありません。たとえタイヤがぼろぼろになって床が傷つくようになっても大丈夫です。
タイヤがぼろぼろで最悪な状態であっても、タイヤを外して掃除してタイヤを購入すれば元通りになります。費用も数百円ですみます。
まずタイヤを外して掃除しましょう。後輪の右側(裏から見て)を外すには、シャフトを外す必要があります。
シャフトはそのままでは外れないので、手動ドリルで穴をあけます。道具は百均で揃います。
ドライバーセットについている本体とドリルを組み合わせています。
ドリルの直径は2.0 mmです。
伝わりやすくするために、該当部品を分解してみました。
改造する際は分解しなくても可能ですが、分解したほうがやりやすいです。分解するにはトルクスT8というドライバーレンチが必要になりますので、ご準備ください。メルカリで販売開始しています。
分解できたら下の写真のようにドリルで穴をあけていきます。
シャフトの中心を目指して穴をあけていきます。下の写真のように上から4ミリの場所に穴をあけるとちょうど良い場所にあきます。
手動ドリルで穴をあけたら、もともと開いている逆側の穴から精密マイナスドライバーでシャフトを押し出せば外れます。
シャフトが外れれば、簡単に掃除することができますね。
タイヤ取り付け方法
外したタイヤの取り付け方法を紹介します。
まず、下記の写真のようにタイヤだけを元の位置に戻します。
次に、シャフトを手で差し込みます。ゆっくり差し込んでいきます。この時にタイヤの中心の穴を手で調節しながら行うと入りやすいです。
ある程度シャフトが挿入できたら、ラジオペンチで挟んで、シャフトを最後まで挿入します。
タイヤ購入方法
もしタイヤが摩耗しているようでしたら、メルカリやヤフオクで新品のタイヤを購入してください。
最後に
いかがでしたか?
ダイソン掃除機は高価なため、できるだけ長く使いたいですよね。
メンテナンス次第では、寿命が大きくことなります。できるだけコストを抑えてメンテナンスしながら気持ちよく使っていく方法を紹介しました。
慣れれば簡単なので、是非挑戦してみてください。