果物が長持ちしない←って悩んだことがある人を対象にしています。
この記事を読み終わると、りんごの正しい保存方法がわかります。
リンゴがほかの果物を腐らせている…!
りんごの保存方法
いつも果物の保存はどうしていますか?冷蔵庫にいれたり食卓に置いたり、果物の種類によってさまざまだと思います。くだものは保存方法によって賞味期限が短くなることがあります。
特に気を付けなければいけないのが「りんご」です。
リンゴは正しく保存しないと、ほかの食べ物を早く腐らせてしまうことがあります。
リンゴには正しい保存方法があります。しらずに放っておくとせっかくの果物が台無し…汗なんてことなります。リンゴの保存方法について紹介します。
知らずに腐らせる前にリンゴの保存方法を学びましょう!
リンゴから腐敗ガスが出ている!
りんごは普通に置いとくだけで自然と“エチレン”という腐敗ガスが発生します。エチレンは近くの食べ物を早く腐らせる効果があります。
りんごでバナナの熟度が調整されている
バナナはフィリピンなどの東南アジアから輸送の際にリンゴで熟度が調整されています。バナナの箱に大きな穴が開いているのは、リンゴから発生しているエチレンをバナナに接触させるためです。
バナナは若いうちに収穫され、輸送中に適度な熟度に調整されています。熟度を促進させたいときは、リンゴと一緒に保存しておく方法が用いられています。
正しい保存方法とは?
リンゴの正しい保存方法を紹介します。リンゴは常にエチレンガスが発生していますので、ガスを周辺にまき散らさないために、リンゴだけでビニール袋にいれて保管するのが良いでしょう。
また、風通しの良い場所で保管するのも良いです。
熟度を早く促進したい果物がある場合は、同じビニールに入れると熟度が加速されます。熟度を微調整したいときは、リンゴを近くに置いとくのが良いでしょう。
ガスを利用して果物の熟度を調整するんですね!
正しい置き方とは?
エチレンガスはリンゴの置き方でも変わります。リンゴを逆さまに置いた時にエチレンガスが最も多く発生するといわれています。
その理由は、リンゴの水分のバランスが影響しています。育った時の状態(木になっているときの状態)が一番安定している、ということです。
最後に
いかがでしたか?
今回は化学ネタの記事を書いてみました。微力ではありますが、ちょっとしたことで豊かな生活を送れるようになります。
これからもそんな「化学の力」を読者のみなさんに届けたいと思います。