車のシガーソケットを増設したい人を対象にしています。
この記事を読むと、シガーソケットを増設の手順とシガーソケットを内部に収納する方法がわかります。
平成20年初年度登録のダイハツムーブ(型式:L175S)のシガー電源増設手順を紹介していきます。
準備するもの
シガー電源を増設する際に準備するものを紹介します。
- カーメイト増設ソケット
- ハサミ
- ラジオペンチ
- 10mmのスパナ
カーメイト増設ソケットには1連と2連タイプがあります。今回は1連を使いました。
カーメイト増設ソケットはこちら↓
ヒューズボックス
ヒューズボックスを探す
ヒューズボックスの場所を探します。内装パネルを剥がさないと出てこない車種もあります。どうしてもわからない時はメーカーやディーラーに相談すると教えてくれます。
ヒューズボックスの場所
ダイハツムーブのヒューズボックスは、助手席のグローブボックスの中にありました。
グローブボックスの外し方
グローブボックスは両脇にツメで引っかかっているだけです。内側に押しながらツメを外すことでグローブボックスが外れます。
シガー電源用ヒューズ
シガー電源用ヒューズを探す
ヒューズボックスにはヒューズがたくさん並んでいます。今回使用するのはシガーソケット用ヒューズなので、ヒューズボックスの中からシガーソケット用ヒューズを探します。
シガー電源用ヒューズの探し方
シガーソケット用ヒューズの探し方を紹介します。ヒューズボックス付近もしくは説明書にヒューズボックスの配列が説明された図があります。まず配列図を探しましょう。
少し見にくいですが、右の列の下から4番目に「socket」と書かれいるのがシガーソケット用ヒューズです。四角の中に書いてある数字がヒューズの容量です。このヒューズ容量が目印になります。シガーソケット用ヒューズは15Aで上に7.5A、下に10Aのヒューズがあります。実際にヒューズボックスを見て、7.5Aと10Aの間にある15Aを探せば良いです。
右の列の下から4番目の青いヒューズがシガーソケット用ヒューズです。
シガー電源用ヒューズを抜く
シガー電源増設
ヒューズが抜き終わったら、抜いた場所に増設用のヒューズを取り付けます。
カーメイトシガー電源増設キット開梱
カーメイト増設用ソケットの箱を開けます。箱を開けると下記の部品が入っているので、過不足ないか確認します。
- 増設用ソケット
- ヒューズ(3種類)
- 結束バンド2つ
- 両面テープ
- 検電用コード
- 説明書
ヒューズの種類を選定
幅広く対応するために、ヒューズは3種類入っています。取り外したヒューズと同じ型を使います。それ以外は使わないので箱にしまっておきましょう。
ヒューズとソケットを接続
選定したヒューズとソケットのコードを接続します。下記の写真の形に接続します。
接続が終わったら、ヒューズボックスに挿入します。抜いた場所と同じ場所に挿入してください。
アース接続
ヒューズをヒューズボックスに挿入したらアースを接続します。近くに金属のボディーアースがあると思います。そこにソケットから伸びているアースを接続します。
接続テスト実施
取り付けが終わったら、まず接続テストを実施します。ここで重要なことは、エンジン停止中に電源が入らないことです。スマホを接続して充電の可否で確認します。
エンジンをかけた時だけ充電できることを確認します。
ソケット固定
接続確認で問題がないことが確認できたら、ソケットを固定します。近くで固定できるスペースを見つけます。今回はちょうどよいピラーがあったので、結束バンドで固定しました。
また、配線も近くの配線に固定してまとめていきます。
グローブボックスを元に戻す
ソケットと配線の固定が終わったら、グローブボックスを元に戻したら増設工事は終了です。
最後に
いかがでしたか?
ヒューズから電源を増設する方法を紹介しました。この方法で電源増設工事を行うと、配線がきれいに隠れるので見栄えをすっきりさせることができます。
増設したソケットを使ってドライブレコーダーを取り付けることも可能です。