サーフボードのワックスの塗り方を紹介します。
この記事を読むとサーフボードの正しいワックスの塗り方がわかります。
海に入る前に準備しておくこと
海に入る前に準備しておくことがあります。
サーフボードが入手できたら、海に入る前にワックスを塗る必要があります。上級者は意外と適当に塗ってたりしますが、初心者の方はちゃんと塗ることをおすすめします。
サーフィン歴5年以上の私が、ワックスの塗り方を紹介したいと思います。
ワックスの塗り方
ワックスの塗り方を紹介します。
ワックスの塗り方は簡単そうで、奥が深いと思います。
適当に塗っていては、せっかくのランディングの時に、滑ってしまうこともあります。
数少ないチャンスをモノにするためにも、正しくワックスを塗っておきましょう。
使うワックスは2種類
ワックスは、主にベースコートとトップコートの2種類あります。
先に下地としてベースコートを塗って、その上にトップコートを塗っていきます。
専用のワックスがありますので、使い分けてください。
さらにトップコートは、季節ごとにわかれています。
海水温度によって、ワックスがわかれていますので、こちらも使い分けが必要です。
おすすめのワックス:FU WAX
少し値段が高いですが、一番おすすめのFU WAX(フワックス)です。
粘着ぐあいが全然違うので、初心者の方だけでなく冬場のブーツの時も滑りやすいので重宝します。
ベースコート↓
トロピカル↓
ワーム↓
クール↓
コールド↓
まずサーフボードの洗浄から
初めにサーフボードを洗浄します。
ワックスを塗る表面だけでなく、板を走らせるのに重要な裏面もきれいにしておくことが重要になります。
洗浄方法は、ワックスリムーバーを使い、布などでやさしく拭き上げるだけです。
リムーバーが完全に乾いてからワックスを塗っていきます。
ベースコートを塗ろう
初めにベースコートを塗っていきます。
ベースコートはたてよこ斜めにやさしく線を引くように塗っていきます。
ワックスの角を使って塗っていくのがコツです。
しばらく塗っていくと、小さいつぶつぶができてくると思います。
このつぶつぶが全体にできるまで塗っていきます。
トップコートで仕上げよう!
全体につぶつぶができたら、トップコートを塗っていきます。
トップコートは、つぶつぶの上に塗っていきます。
ベースコートは融点が高いので、べたべたしにくいですが、トップコートは、設定温度の範囲で融解するので、べたべたになって、滑りにくくなります。
滑り止め付き軍手をイメージしてください。
この黄色のつぶつぶのおかげで、滑りにくくなるのと、ほぼ同じ現象です。
塗り替えの目安
ワックスは、つぶつぶが潰れてきたら、塗り替えをおすすめします。
つぶつぶの数が少なくなってきたら、そのぶん滑り止め効果が少なくなってきています。
回数や入水時間にも比例しますが、ライディングできるようになると、フットマーク周辺がすぐ潰れます。
フットマーク周辺が潰れてきたら、ワックスを塗り替えましょう。
ワックスの落とし方
潰れたワックスをスクレーパーで掻きとっていきます。
丁寧に書き取ることで、そのあとのリムーバーでの洗浄がスムーズに行えます。
その他:大切な確認事項
サーフボードの洗浄を行うと、傷を発見するときがあります。
放っておくとサーフボードがだめになってしまうので、早めの修理が必要です。
ワックスがあると傷がわかりにくくなるため、発見が遅れることもしばしば。
そのため、2週間に1回ぐらいサーフボードを洗浄して、チェックするのがいいでしょう。
まとめ
サーフィンにはメンテナンスは欠かせません。
ちゃんとメンテしておくことで、安全にサーフィンすることができます。
かなり大事なことなので、海に入る前にしっかりやっておきましょう。
おすすめのワックスを詳しく紹介しています↓