サーフボードのボトム面には、サーフボードが海面を走る原理において非常に重要な役割があります。原理をしっかり理解するためには、流体力学を学ぶ必要がありますが、とても難しい分野のため独学で理解するまでに根気と時間が必要になります。筆者は流体力学の基礎を学びましたが、基礎だけではサーフィンの原理を全て語ることができません。しかし、サーフィンの経験と流体力学の基礎を合わせることで、ある程度サーフィンの原理を説明することができます。これらの経験からサーフボードのボトム面の重要性について説明していきます。
サーフボードのボトム面の重要性
サーフボードのボトム面は、サーフボードが海面を走る現象に深い関係性があります。そのため、サーフボードのボトム面に傷がついてしまうと、サーフボードが走りにくくなります。
サーフボードのボトム面に凹凸があると、海面の水流に問題が生じるため、板が走らなくなります。ボトム面に凹凸があると抵抗が増えることが関係しています。
そのため、ボトム面に傷をつけることなく、しっかり管理することが重要になります。
サーフボードの取り扱いについて
サーフボードの取り扱いについてご紹介します。下記の写真は良く見る光景になりますが、準備や片付けなどの時にサーフボードを地面に置くときは、必ず写真のようにデッキ(表側)を下にして置きます。
砂浜の場合どちらでも良いという意見もありますが、石にぶつかって小傷ができる可能性があるので、どんな時でも正しい向き(デッキを下)で置くことが重要だと思います。
サーフィン後はお手入れしよう!
サーフィン後はサーフボードをしっかり洗浄することも重要です。
お手入れを怠ると、海水のミネラルがサーフボードに固着してしまいます。
ミネラルが固着するとザラザラと凹凸ができて、テイクオフの時に抵抗になります。
また、一度付着すると取り除くことが難しいので、日々のお手入れが大切になります。
サーフボードにミネラルが固着する現象は、風呂場の鏡に起こる現象と同じです。
ワックスが付着したときは毎回掃除しよう!
サーフボードの裏面にワックスが付着することがあります。
手で触るとすぐにわかりますので、ワックスリムーバーで取り除きましょう。
おすすめのリムーバーはこちら↓
収納ケースに入れる向きを揃えよう
サーフボードを収納ケースに入れるときに、入れる向きを毎回揃えると、裏面にワックスが付きにくくなります。
毎回違う向きに入れていると収納ケースの内側の両面にワックスが付着し、そのワックスが裏面に転移することになります。
ケースの両面が汚れてっしまったときは、買い替えることになりますので、注意しましょう。
おすすめのサーフボード収納ケースはこちら↓
おまけ:リーシュコードのお手入れも大切です
おまけになりますが、リーシュコードが汚れてしまうと水の抵抗が増えるので、適宜お手入れすることが大切です。
特に、ライディングの時にリーシュコードにワックスが付着することがあります。
海に入る前に適宜清掃することをおすすめします。