ふくちゃん
サーフィンを始めてみたいと思っている人が対象です。この記事を読むことでサーフィン用語がわかります。
東京オリンピック正式種目決定
サーフィンは2020年東京オリンピックで正式種目として追加されました。そのため、これからますます人気が出てくるスポーツだと思います。
https://tokyo2020.org/jp/news/notice/20160804-01.html
2020年東京オリンピックのサーフィン競技 - Wikipedia
今回は、サーフィン歴20年以上の経験を持つ私が、初心者のために、いろいろと教えていきたいと思います。
専門用語
サーフィンには専門用語がいくつかあります。
サーフィンを始める前に目を通しておいたら良いと思います。
たくさんありますので、少しずつ覚えていくことをおすすめします。
必要なタイミングで一つ一つ確認してください。
- 板:サーフボードのことを省略して板ということがあります。
- ショートボード:9フィート未満
- ファンボード:ロングとショートの中間
- ロングボード:9フィート以上
- パドル:手で漕いで進むこと。通常はうつ伏せで行うが、ロングボードでは正座で行うニーパドルなどもある。
- ゲットアウト:パドルして沖に出ること。
-
- プッシングスルー:ゲットアウト時、腕立て伏せの要領でボードを沈め、ボードと体の間に波を通して抜けること。
- ドルフィンスルー/ダックダイブ:ゲットアウト時、腕立て伏せの要領でボードごと体を沈め、波の下を潜り抜けること。
- スクートン・シュート:ゲットアウト時、ボードの後方に重心を置きテールを沈め、スープが当たった瞬間にノーズ方向へ重心を移して波を抜けること。基本的にはロングボードで行う。
- ローリングスルー:ゲットアウト時、半回転してボードを引き寄せて沈め、波の下を潜り抜けること。基本的にはロングボードで行う。
- テイクオフ:波に乗ること。通常はパドルでスピードをつけて乗る。
- ノーパドルテイクオフ/刺し乗り:ボードを沈めた反動を使ってテイクオフすること。
- レイトテイクオフ:波が崩れる直前でテイクオフすること。
- リバーステイクオフ/スケッグファースト:テールからテイクオフし、ボードを半回転させ、通常のライディング体勢にすること。
- トゥイン:水上オートバイに引っ張ってもらうテイクオフ。
- フェイドターン:わざと崩れる方向とは逆にテイクオフし、立ち上がったら崩れる方向に進むこと。
- アップス・アンド・ダウンズ:波の斜面を上下に動いてスピードをつけること。
- ウォーキング:ロングボードで、ボード上を歩くこと。すり足で歩くシャッフルや、足を交差させて歩くクロスステップがある。体重移動を行い、スピードを調節するのが目的。元の位置に戻るのはステップバック。
- ノーズライディング:ロングボードで、ノーズ(ボードの前方1/3)に乗ること。ノーズ先端に足の指5本をかけるハングファイブ、10本をかけるハングテン、かかとをかけるヒールオーバーがある。パフォーマンス的な要素もあるが、元々は体重移動を行い、スピードを調節するのが目的。
- トリミング:ライディングのリズムやポジションをコントロールするターンのこと。
- ボトムターン:波の斜面のボトム(下)部分でターンすること。
- トップターン:波の斜面のトップ(上)部分でターンすること。
- テールスライド:トップターンのときにボードのテールを押し出してスライドさせること。
- オフザトップ:波の上部の崩れそうな部分で勢いよくボードの角度を変えること。
- オフザリップ/リッピング:波のリップにサーフボードを当ててターンすること。
- ローラーコースター:波のスープにボードを当て込むように乗り上げ、スープと一緒に降りてくること。
- レイバック:波のトップなどでターンをする際に、海面に背中がつくようなほど体を倒し傾け、仰向け状態になりながらターンを行うこと。
- カットバック:波のパワーのない部分まで出すぎてしまったときに、方向転換してパワーのある部分へ戻ること。
- ラウンドハウスカットバック:回転半径の大きな弧を描くカットバック。
- リエントリー:波の外に一度外れてから戻ってくること。
- フローター:スープやリップを乗り越えてライディングすること。
- スリーシックスティー:水平方向に360度回転すること。
- エアリアル:空中に飛び出し、再び着水すること。
- プルアウト:波から降りること。意思に反して落ちてしまうのはワイプアウト。
- アイランドプルアウト:チューブやダンパーで、トップに向かってプルアウトができない時に、ボードごと波の壁に身体を突っ込んで行うプルアウト。
- ベイルアウト:ボードから降りること。