トライフィンからツインフィンへの移行
筆者は長年ショートボードに乗っています。1年前にメルカリで幅が広いショートボードを購入したので、ツインフィンを試したくなりました。ツインフィンを試す目的は、主に小波でテイクオフの回数を増やすことです。結果としてはテイクオフの回数は増えませんでした。今回はツインフィンを使用したレビューおよびテイクオフが増えなかった理由について詳しく紹介します。
Amazonで見つけた格安のツインフィン
ツインフィンを検索するとAmazonで格安のツインフィンを見つけました。(Amazonやメルカリなどでたくさん販売されているやつです。)
試しにAmazonのツインフィンを購入してみました。(購入日:2023年7月11日)
ツインフィンとトライフィンの違い
ツインフィンとトライフィンの違いを表にまとめました。
簡単に説明すると、ツインフィンはトライフィンより1つフィンが少ないので、その分抵抗が減り加速性が上がるということです。そのため、テイクオフがしやすくなるということです。
モデル | フィン数 | 1つあたりの面積 | 加速性 | 抵抗 |
ツインフィン | 2つ | 大きい | 高い | 低い |
トライフィン | 3つ | 小さい | 低い | 高い |
ツインフィンのデメリットとして、波のサイズが大きくなるとバランスが悪くなることがあります。筆者は小波用として使用することを考えています。
筆者が使用しているトライフィンはこちら↓
半年間の使用感とバランスの問題
半年以上使用した限り、大きな問題ではないかもしれませんが、バランスが悪いのが気になりました。
フィンを取り付けた状態でテーブルの上に置くと、左側のフィンが浮いているのが写真からもわかると思います。
サーフィン中もこの状態だとすると、波の力が分散する可能性が高いため、テイクオフに差が生じると思います。
このような左右のばらつきは今回のフィンが初めての経験でした。これまでFCS公式のフィンではこのようなことはありませんでした。
エピソード①:テイクオフの違い
テイクオフを早くするために、ツインフィンを試しましたが、波に置いていかれる回数が増えたように感じます。トライフィンならキャッチできる波も、ツインフィンなら置いていかれることがありました。
やはり、バランスが悪いことが影響しているのだと思います。
テイクオフの際に、波に押されるパワーが分散されていると推測しています。
エピソード②:波のサイズ
ツインフィンとトライフィンは波のサイズによって使い分けています。ツインフィンはサーフボードNo.1、トライフィンはサーフボードNo.2に取り付けています。ツインフィンは小波用、トライフィンは胸以上で使っています。
モデル | 波のサイズ | サーフボード |
ツインフィン | 小波 | No.1 |
トライフィン | 胸以上 | No.2 |
No. | ブランド | 購入日 (年) |
長さ | 幅 | 厚さ | 体積 (L) |
材質 |
1 | Super Bland | 2023 | 5’6 | 20 | 2 7/16 | 28.3 | PU |
2 | Super Bland | 2018 | 6’0 | 19 1/4 | 2 3/8 | 28.8 | PU |
使用したサーフボードの詳細
Amazonで購入したツインフィンを取り付けたサーフボードは下記のモデルです。
このサーフボードはメルカリで中古で購入したものです。
ネックベアード1のように幅が広く設計されているサーフボードのため、小波用として使用しています、
ブランド | 購入日 | 長さ | 幅 | 厚さ | 体積 | 材質 |
Super Bland | 2023年 | 5’6 | 20 | 2 7/16 | 28.3L | PU |
結論:再購入は見送り
Amazonで購入したフィンを半年使った結論を出すとすると、再購入は見送りになりました。
やはり、フィンは精度が要求されるため、各社の現在の価格設定になっていると理解しました。
なんでもそうですが、精度が要求されると高額になっていくので、サーフィンのフィンもそのうちの一つだという結論に至りました。
今後は、FCSのツインフィンの購入を検討しています。購入したら比較レビューで詳しく紹介したいと思います。
購入を検討している「ツインフィン」
購入を検討している「ツインフィン」はこちら↓