
ダイソン掃除機で床が傷ついてしまい、どうしようか悩んでいる人が対象になっています。
この記事を読み終わったら、対応方法がわかります。
掃除機のメーカーといったら皆さんは何を思い浮かべますか?多くの人は「ダイソン」と答えるかと思います。
抜群の知名度を誇り、商品の品質、吸引力、使い勝手も評判がよくNO1掃除機メーカーといっても過言ではないでしょう。
しかし、ダイソンの掃除機は「床を傷つけやすい」というのは聞いたことはないでしょうか?
今回は床を傷つけてしまう理由とその際のメーカー保証についてお伝えしていきます。
●こんな人に読んでほしい記事です。
- ダイソンの掃除機が床を傷つけてしまう理由は?
- メーカー保証について詳しく知りたい
床を傷つけてしまうのは本当?
ダイソンは床を傷つけやすい、という評判は本当なのでしょうか?取扱説明書の一文にこのようなことがかかれています。
本製品のブラシは、一部のカーペットやフロアでご使用されると、傷をつけることがあります。カーペットによっては掃除機をかけるときに回転ブラシを使用すると毛羽立つこともあります。そのような場合、回転ブラシ以外のツールなどでお掃除いただき、フローリング、敷物、カーペットなどのメーカーに仕様を問い合わせるなどして、メーカーの指示に従ってください。
この文章は一部ですが、メーカー側も使い方を誤れば床を傷つけてしまうということは認識しています。
また使い方以外にも「ブラシ」の劣化により、床を傷つけてしまうことも分かっており、定期的な交換を推奨しているようです。
しかし、フローリングが傷つく主な原因は他にあります。
ブラシの交換は販売促進のための謳い文句なので、あまりにも酷い状況でなければ定期的に交換する必要はありません。
傷がつく主な原因は?
傷が付く主な理由はヘッドのタイヤがすり減ってしまうことです。経年劣化で必ずタイヤはすり減ります。
ヘッドのタイヤは自分で交換することができ、部品もメルカリ等で販売しています。

タイヤの交換方法は以下のリンクを参照ください。

後ほど解説をしますが、ダイソンのヘッドは簡単に変えることができコストも抑えることができるため、自分で変えることをおすすめします。
床に傷がついてしまった時の対策は?
床に傷がついてしまった時の対策は「タイヤのヘッドがすり減る前に交換すること」が大切です。
ダイソン掃除機の構造上、フローリングに傷をつける可能性を0%にすることはできません。
そのため確率を減らすために、「タイヤの消耗度合いをチェックすること」が必要になります。
タイヤの消耗度合いはどのヘッドにおいても共通していますが、「ソフトローラークリーナーヘッド」はおすすめできません。
ソフトローラークリーナーヘッドはタイヤの交換が簡単にできないからです。
まずメーカー保証の期間を確認しよう
メーカーの対応はその時の状況などによって変わるため、明確になっていません。
しかし、メーカーが対応する判断材料の一つとして「メーカー保証」の期間が関係してきます。
ダイソンのメーカー保証を受けるためには登録作業が必要となりますが、登録作業を終えた場合ダイソンの保証期間は2年間あります。
家電製品はお店によって「+店舗保証期間」というものがよくありますが、ダイソンはそういったサービスに対応しておらず、2年間のみのメーカー保証が無償修理の判断材料になるようです。
この2年間の保証期間内の対応と保証期間外の対応の一例をお伝えしていきます。
保証期間内の場合
正しい使い方をしてヘッドが故障してしまったら、無償でヘッドを交換してもらえるケースがあります。
念のため注意点をご説明しておきますが、上記の保証は「床を傷つけたことによる保証」ではありません。
そのため床の修繕費はメーカーから出ることはほとんどありません。
床を傷つけた場合は自費になりますのでご注意ください。
メーカー修理のメリットとデメリット
デメリット
メーカー修理を依頼する場合も保証登録をする必要があります。しかし、ダイソンのメーカー修理はデメリットが多くあるため、あまりおすすめしておりません。
具体的なデメリットとしては以下の3つがあげられます。
- 修理費用が高い
- 修理に時間がかかる(輸送時間+修理時間)
- 写真を送る・商品の発送など手間がかかる
メリット
メーカーに修理をお願いするメリットは以下の2つがあげられます。
- メーカー修理のため、安心感がある
- 正規部品で修理を行ってくれる
メーカー修理は安心感がありますが、ダイソン掃除機は自分で簡単に修理するができます。そのため、「費用が掛かって時間もかかっていいからメーカーに直してほしい」という人以外はメーカー修理はおすすめできません。
「送付をするのが面倒…」「少しでも安くダイソンを直したい」という人は自分で修理することをおすすめします。
保証期間外の場合
基本的にはメーカーでは対応をしてもらえません。
しかし、明らかな過失がダイソン側にある場合は対応をしてもらえる時があるようです。
ダメもとで連絡してみても良いでしょう。
保証が切れていた場合は自分で修理しよう
近年精密機械を自分で直すキットや情報がインターネット上にたくさん転がっています。
代表的なものが、iPhoneやiPadなどの精密機械。こういった高価な精密機械でも簡単に修理することができます。
ダイソン掃除機も例外ではありません。
自分で修理するメリット
もちろんダイソンも修理の情報が沢山インターネット上にあるため自分で修理することが可能です。自分で修理するメリットとしては以下の4つがあげられます。
- 送付などの手間がかからない
- メーカー保証期間の有無が関係ない
- 費用が安い
- ダイソンが手元から離れない
具体的な修理内容については以下のサイトに詳しく書かれているため、参考にしてください。

ダイソンの掃除機は性能的に非常に優れておりおすすめの商品です。
壊れた時やトラブルが起こった時にどういった対応をすればいいかしっかりと学んでおきましょう。