ワックスの正しい塗り方を学びたい人を対象にしています。
ワックスの塗り方について誰でもわかるように説明していきたいと思います。
サーフィン上達にはワックスアップ技術が必要
ワックスを適当に塗ってしまうと、サーフィンの上達が遅れてしまうことに繋がります。
とは言っても、正しいワックスの塗り方を教えてもらう機会はそう多くはないと思います。
筆者も自己流に塗っていた時期があります。しかし、もっと上達するにはワックスアップの技術も磨くべきだと思い、当時ワックスアップ技術について学んだことがあります。
今回は、改めてサーフボードへのワックスアップ技術について詳しく紹介したいと思います。
良い状態と悪い状態
サーフボードへのワックスの塗り方について説明する前に、良い状態と悪い状態を写真を使って紹介しまづ。二つの写真をよーく見比べてみてください。
良い状態の写真
ワックスの良い状態はこちら↓
悪い状態の写真
ワックスの悪い状態はこちら↓
良い状態と悪い状態では何が違う?
良い状態と悪い状態で何が違うかわかりましたか?
どちらもワックスの粒がまんべんなく広がっていて良さそうに見えるのですが、悪い状態ではワックスの粒が潰れています。
ワックスの粒が潰れた状態では、グリップ力が低いので、テイクオフの時に足が滑ります。
できるだけ良い状態のように、ワックスの粒を高くすることが重要になります。
悪い状態は、冬の時期でも起こります。
冬の時期に起こる理由は、トップコート用のワックスの融点が低いため、室内で軟化するからです。
トップコートを塗りすぎに注意しましょう。
改善方法:ワックスの粒を高くする方法
ワックスの粒を高くする方法を紹介します。
ワックスの粒を高くするためには、ベースコートの塗り方と塗る量が重要になります。
ワックスにはベースコートやCOLD、COOL、WARM、 TROPICALなどの種類ありますが、一番硬い(融点が高い)のがベースコートになります。
Sex waxの場合、TROPICAL=ベースコートになります。より硬いwaxで粒々をできるだけたくさん作ります。
トップコートは、少量で問題ないので、まずはベースコートで粒々をたくさん作りましょう!
力加減も重要
ワックスで背の高い粒々をたくさん増やすためには、ワックスを塗るときの力加減も重要になります。
力を入れすぎず、なぞるように擦り付けて、少しずつ大きくしていくのがコツです。
サーフボードの表面に凸凹があるとワックスが乗り難い
良い例で使用した下記の写真ですが、よく見ると中央に粒々がない箇所があります。
粒々がない箇所はフットマークがある箇所になります。
サーフボードの表面に凸凹があると、ワックスが乗りにくくなるので、注意して丁寧に塗っていく必要があります。
粒々がないと、テイクオフの時に滑落します。
Fu waxのベースコート専用商品がベスト
Fu waxはベースコート専用のワックスが販売されています。
そのため、TROPICALよりも硬い(融点が高い)ため、潰れにくくなります。
トップコートとベースコートは同じメーカーが良いと言われることもありますが、ベースコートだけでもFu waxを使った方が良いと筆者は考えています。
おすすめのFu waxベースコートはこちら↓
おまけ:ワックスは一度溶けてしまうと元の性能を失います!
ワックスは一度溶けてしまうと元の性能を失います。
そのため、溶けないようにしっかり管理する必要があります。
特に夏場の車内は暑くなるので、管理が難しいですね。
そんな時に役に立つのが、保冷剤付きのワックスケースです。
日焼け止めスティックも一緒に入るので重宝しています!