アップルウォッチを付けてサーフィンに行くことを考えることがあると思います。
筆者はアップルウォッチを持っていますが、サーフィンの時は外しています。
理由は、アップルウォッチが故障してしまう可能性があるからです。
アップルウォッチを装着してサーフィンをした時に、アップルウォッチが故障したという話がちらほら聞こえてきます。
多いのが浸水です。サーフィンは波が大きいと水圧がかなりかかります。
そのため、アップルウォッチがその水圧に耐えられる構造になっていないようです。
サーファーにおすすめの腕時計
サーファーにおすすめの腕時計を紹介します。
サーファーにおすすめの腕時計は「G-SHOCK」です。
G-SHOCKを使ってサーフィンをしても、特に故障などの話は聞いたことがありません。
バンドが切れて海に流されたということはありますが、浸水被害はほぼないのではないでしょうか。
バンドは適宜交換するなどメンテナンスが必要ですが、長年使用できるレベルですので、サーフィンをする時にはG-SHOCKが良いようです。
タイトグラフ機能がついていることからプロサーファーにも人気のモデルです。
G-SHOCK vs. Apple Watch
G-SHOCKとアップルウォッチを耐水性に着目して比較します。
各社の耐水性能をそのまま並べると下記の表1になりますが、耐水性能の単位が異なるので分かりずらいですね。
種類 | 耐水性能 |
G-SHOCK(全機種搭載) | 20気圧防水 |
Apple Watch 8 | 50mの耐水性能 |
耐水性能の単位を合わせて表を再作成します。
分かりやすくするために、耐水性能の単位を合わせたものが下記の表2になります。
種類 | 耐水性能(目安) |
G-SHOCK(全機種搭載) | 20気圧防水 |
Apple Watch 8 | 5気圧防水 |
これで理由が明確になりました。G-SHOCKはApple Watchと比較して4倍も耐水性能があることが分かりました。
さらに分かりやすく比較した表が下記3になります。
種類 | 耐水性能 | 目安 |
G-SHOCK(全機種搭載) | 20気圧防水 | 水深200m |
Apple Watch 8 | 5気圧防水 | 水深50m |
気圧防水とm防水の違い
耐水性能を表す単位として今回2種類の単位「気圧防水」と「m防水」が登場しました。
G-SHOCKは気圧防水、Apple Watchはm防水が使われています。
m防水は気圧防水に変換してもさほど問題はなさそうですが、逆に気圧防水をm防水に変換することができないようです。
m防水と気圧防水は近い意味を持ちますが、異なる部分があります。
Apple Watch8は50m防水の性能を持つので、深水50mまで耐えられる性能があります。しかし、G-SHOCKは20気圧防水ですが、200mまで耐えられるというわけではありません。
単位としてm防水は、実際の深水に耐えられる性能を持つという意味が含まれています。
そのため、単純に気圧防水をm防水に換算することができません。
しかし、約4倍の耐水性能には大きな差があり、この差が実際にサーフィンで使用した時のトラブルに影響していることには変わりません。
筆者のG-SHOCKとApple Watch
G-SHOCK: GLX-5600-1 JF
筆者が使用しているG-SHOCKは「GLX-5600-1 JF」というモデルです。
筆者はこの時計を6年に購入し、何度もサーフィンで使用していますが、一切故障などはありません。まだまだ現役で活躍しています。
2008年5月に発売なので、16年経過していますが、このモデルも20気圧防水が搭載されております。
Apple Watch 8: アルミ45mm
筆者が陸で使用しているのが「Apple Watch 8 GPS」のアルミニウム45mmケースです。
Apple Watch 8は、メーカーの技術資料の説明文においてもサーフィンで使えるとは記載がありません。
Apple Watch Series 8にはISO規格22810:2010にもとづく50メートルの耐水性能があります。これは、プールや海で泳ぐなど、浅水でのアクティビティで使用できることを意味します。ただし、スキューバダイビング、ウォータースキー、高速水流または低水深を超える潜水を伴うその他のアクティビティにはApple Watch Series 8を使用しないでください。耐水性能は永続的に維持されるものではなく、時間の経過とともに低下する可能性があります。詳しくはsupport.apple.com/ja-jp/HT205000をご覧ください。
引用:Apple Watch Series 8 – 技術仕様
Ultraの耐水情報を調べてみたところ、こちらもサーフィンで使えるといった記載はありません。
Apple Watch Ultraは、海、湖やプールでのアクティビティのお供になる有能なコンパニオンです。水深アプリ を使って、水温、水中での経過時間、40メートル(130フィート)までの水深を測定できます。
警告: 水中アクティビティはリスクを伴います。水深アプリはダイブコンピュータではなく、減圧停止の情報、ガスの状況、レクリエーションとしてのスキューバダイビングに関するその他の機能を提供しません。Apple Watch Ultraの故障によって死傷、人的損傷、または環境上の深刻な損傷をもたらす状況で使用している場合、常に別の水深計およびタイマー/時計を使用してください。
引用:Apple Watch Ultraで水中の温度、経過時間、水深を測定する
最後に
いかがでしたか?
Apple Watchは便利なのでサーフィンでも使いたいところではありますが、高価なので故障は避けたいですよね。
今回の検証結果から、サーフィンに最適な腕時計は「G-SHOCK」ということになりました。